熱波の代償
暑さ寒さも彼岸まで・・・
昔の方々はよく言ったもので、確かにお彼岸を過ぎてグッと過ごしやすくなってきました。
でも油断は禁物。今年は10月も例年に比べて気温が高いままだそうで、秋らしくなってきてはいるものの、やはり高温とはまだ少しお付き合いが続きそうです。
こんにちは。mahorobaです。
さて。最近お客様からよく聞かれるのが、髪の毛のパサつき。
何だかとってもパサつく、絡む、広がる現象です。
皆様、思い起こしてみてください。あの夏の熱波を。
軒並み30度超えが90日近く続いたあの日々を・・・。
(木曜日の朝、テレビで言っていました。90日になったそうです💦)
もうご察しの事とは思いますが、5月頃から強烈に降り注ぐ、アイツが深く関わっているのです。
紫外線。
お肌も同じように紫外線の影響をモロに受けるのですが、お肌対策は結構皆さん万全。
日焼け止めに下地に、もちろん日傘なども含め、しっかりと対策をしている方が殆ど。
それでも秋近くになるとやはり調子が乱れるのですが。
ではでは髪はと言いますと。殆ど対策は取りにくいものです。
と、いうのも紫外線だけ防げばいいのか、というとそうゆう事でもなく、暑くて汗をかいている状態、髪の毛が湿っている状態が一番危険なのです。
髪の毛は濡れている時、水分を過剰に含み、乾いている時よりも膨張し柔い状態になっています。
表面のキューティクルももちろん膨れて緩んでいる状態。
そこにあの暑さが降り注ぎ、表面の水分を蒸発させていくと同時にキューティクルが広がっている為に内部の水分までも一緒に持っていってしまいます。
汗をかいて濡れているのになぜか内部は乾燥状態。
そんな、キューティクルが緩んで、しかも乾燥している時に紫外線たちは容赦なく攻撃してくる為に、髪のゴワつきやパサつき、絡まりが起こってしまうのです。
もちろん、夏になるとヘアカラー持ちが悪くなる気がする・・・なんていうのもそんな理由です。
キューティクルが開いている状態が長く続けば、それだけ内部に入れた色素は抜けやすくなりますからね。
これ対処をどうしていくかですが、汗をかかない様になんて事は到底無理な話。
もちろん紫外線を防いでくれるアウトバスヘアオイルも大切ではありますが、やはり基本的な所、保湿効果の高いシャンプーやトリートメントで洗髪をし、すぐにしっかりとドライヤーで乾かす!
に尽きるのではないでしょうか。
濡れている髪の毛はガードが弱弱の状態。なるべく早くその弱い状態から元のガードしっかりな髪に戻してあげる、そしてアウトバスオイルなどで更にガードを固めておく、という事が
秋の髪のパサつき防止の一番の近道な気がしてしまいます。
そんな訳で今年はまだ少し暑い日が続いてしまいそう。
今からでも遅くはありません!地道なヘアケア、実践してみてくださいね。
9月も最終日。
暑い日々ですがmahorobaは今日も元気にコツコツ営業中です!
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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